なぜ今日もシウマイ弁当を買ってしまうのか？を読んで【レッドアロー】

皆様ごきげんよう！鉄道知識を教えてもらいたいアイドルれんてつの総裁レッドアロー小安です。小安はアイドルじゃないよ。主に事務所でもくもくと作業をする人です。

そんな私に誕生日プレゼントで本をくださった方がいらっしゃいまして。

ラズウェル細木「なぜ今日もシウマイ弁当を買ってしまうのか？」集英社

をいただきました。

日々崎陽軒のシウマイがうまいって言い続けてたわけですが、読んだらもっと好きになりました。

焼売がそもそも好きな食べ物ですが、崎陽軒のシウマイは格別。

私の崎陽軒のシウマイがとっても好きになった思い出は、学生のころ、祖父と二人で法事で京都に新幹線を使って行った時に、東京駅で待ち合わせてたのですが、祖父がお弁当買っといたよ、と新幹線の中で渡してくれたのが崎陽軒のシウマイ弁当だったんですね。それまであまり食べたことなかったのですが、経木のお弁当箱に入ったごはんがとってもおいしかったのに感銘を受けたというくだりがあり、そこからお弁当といえば崎陽軒のシウマイ弁当でしょう！となったのであります。あれ、私今ごはんが一番おいしいって言っている…シウマイももちろん美味しいよ。

たぶんグリーン車に乗せてもらったので思い出がキラキラなんだと思います…。

人生で祖父としか新幹線のグリーン車に乗ったことはございません。仕事で新幹線使うときは指定席が精いっぱい…。

それから現在、新幹線に乗る時はついビールを買ってしまうようになり、そうすると崎陽軒のシウマイ+キリン一番搾りになるわけです。これがね、美味しいの。※さすがに仕事で乗る時はビールは買ったりしてない。そういうときはサンドウィッチを駅で買って、車内販売のコーヒーを買うのが好き。

私は冷めたシウマイ好き。おつまみって感じで。

と色々思い出がありますが、この本を読んでみたら…

やっぱり冷めてもおいしく食べられるように、という事が考えられていたんだ！と分かり、なんて計算しつくされた食べ物なのだろう、感動してしまったです。

そして、その昔、シウマイ娘というのがいたそうで、いわゆる崎陽軒のシウマイイメージガールで、それが昭和初期にとてつもなく流行ったらしい！！きっとちょっと前だったらクラリオンガールみたいな位置づけかな…それくらい美人ちゃんがこぞってなる仕事だったそうだ。桂歌丸師匠の奥様はシウマイ娘だったらしいよ。この本によると。

横浜の駅できれいなお姉さまがシウマイ売ってたら買うね、買う。1箱でいいところを3箱買うね。

きれいな女の子ってのは正義。

不思議なもので店頭販売で特に食品や飲料は女性が売る方が売れるらしい。さらに美しく若ければもっと売れる。そして愛嬌と物おじしない度胸があれば最強なのであります（でも一番大事なのは度胸なんだけどねこの仕事）。

ビールやお酒類の推奨販売の仕事を弊社ではよくいただくのですが、確かに美人ちゃんはまた指名されるなあ…。

話はそれましたが、シウマイ弁当の本の中で最もいいなあと思った一節が「真にローカルなものがインターナショナルになりうる」という言葉。

私なりにこれは今一番激しく同意したい一文でした。

れんてつもシウマイ弁当にならって大きく伸びるために、基礎をしっかりと固めていこうね。

この本、後半は有名な駅弁を紹介していてここも大変楽しく読ませていただきました。横川の釜めしの釜は1合炊きにいいらしい等、様々な雑学頂きました。

漫画とか写真とかたくさんで読みやすいのでぜひ～～。

崎陽軒のシウマイ工場見学いつか行きたいなあ。

れんてつこの出張シリーズにいつかいれたいな～～。

それではまた！